『プロポーズ大作戦』の脚本を担当している金子茂樹は、
2003年のフジテレビヤングシナリオ大賞において、
『初仕事納め』で大賞を受賞した新進気鋭の脚本家だ。
『プロポーズ大作戦』の前には、
『危険なアネキ』の脚本も担当しており、
若手の俳優を活かしたコミカルな台本が得意な人だと思われる。
『危険なアネキ』の脚本に関しては、
ちらほらと酷評も耳にするが、
脚本自体は、そんなに悪いものではなかったはずだ。
ちなみに、金子茂樹の大賞受賞作『初仕事納め』は、
伊藤敦史、山本太郎、市川実日子でドラマ化されている。
この時のキャスティングは、
前回の『危険なアネキ』や、今回の『プロポーズ大作戦』とは違って、
若手と言えど、なかなか癖のある実力派を集めているが、
もしかしたら、金子茂樹は本来こちらのラインの脚本家なのかもしれない。
だとすれば、『プロポーズ大作戦』が、
『危険なアネキ』の二の舞にならないことを願わずにいられない。
が、そういえば『プロポーズ大作戦』にも、
なかなか個性的なキャスティングが見られる。
三上博史の妖精だ。
『プロポーズ大作戦』で、三上博史が妖精を演じると聞いたときには、
さすがにプロデューサーは何を考えているのかと思ったが・・・
むしろ、『プロポーズ大作戦』における、このキャスティングこそが、
一番、金子茂樹の脚本らしいものなのかもしれない。
『プロポーズ大作戦』では、
若手使いの巧みな金子の部分と、個性派向きの台本を書く金子が、
巧く融合できるかもしれない。
そういえば、『プロポーズ大作戦』は、
ドラマコミックスにもなっているらしい。
一度、金子茂樹の脚本を、
活字(画もあるけど)で読んでみるのも面白いかもしれない。